また一つ大きなものを捨てました。【小麦の話】
少しなら大丈夫、は大丈夫じゃない。
私は長いこと小麦を食べることをしなかった。だが最近になって、なぜか、有機JASのシリアルと、全粒粉のクラッカーを食べるようになっていた。
店からマスク、トイレットペーパーなどが無くなり始めた頃、このままいくと食料もなくなるかな?
と先読みした私は、まとめて日持ちする食料をネットで買ったのだ。
買ったら家に保存することになるが、うちは広い家ではないので、目に入る場所になんとなく置いた。
毎日その買った商品を視界に入れながら生活していたのだ。
そしてある時、そう、なんとなく食べた。
袋をあけたのだ。
袋をあけると、実際の食べ物が直接、目に入るようになり、さらに早く食べないと湿気てしまうのではないか、という思いがわいてくる。
気がついた時には、私は毎日、あたりまえのように、その備蓄しているクラッカーを食べ続けていた。
「少しなら大丈夫」という考えによって。
前置きが長くなってしまって申し訳ないが、こういった些細なことの連続で、今まで食べなかったものを、もしくは断っていたものを、食べるようになってしまうのだ。
自分ではまったく気が付かない。このブログを書く瞬間まで気が付かない、そんなレベルだ。
ということで私はこの何ヶ月か、小麦をなんとなく食っていたのだが、体に異変が起き始めた。
普段は絶対に出ることのない場所に吹き出物ができたのだ。手の指や私のツルツルのほっぺなどだ。
これはマウスが腫瘍だらけになっているのと同じではないか。と、ある写真を思い出した。
しばらくは放置していたが、さすがに目立つようになってきたので、原因を考え始めた。
小麦だ。他に考えられない。
私は小麦にアレルギーがあるわけではない。子供のころは毎日アホみたいにパンを食べていたものだ。
非常に考えにくいが、ここ何ヶ月かで私が小麦アレルギーになったということも可能性としてはある。
でもね、違うと思うんだ。
小麦にはいろんな話がある。
- 除草剤
- グリホサート
- 化学肥料
- 農薬
- 遺伝子組み換え
- 防カビ剤
- くん蒸に使う薬品
などなど。
私はクラッカーを買う前から、全て知っていたし、どれほど危険なものかも知っていた。
しかし、「長いこと小麦は食べてないし、少しの量なら、問題ないだろう」
と思って実際に食べ続けてしまった。
自分が買った商品、はじめて食べる商品、味は良いし食感も良い。
そんなさまざまな理由から、気がつけば定番の朝食メニューになっていたのだ。
私は決して主食にしていたわけではないし、大量に食べていたわけでもない。
しかし私の体に悪い影響を及ぼしたのだ。
これは私がたまたま、そうなった、のかもしれない。体質に合わなかった、のかもしれない。
食料の備蓄、ということで言えば、良い商品かもしれない。調理も必要ない。
ただ私は静かに心に決めたことがある。どれだけ少しの量でも小麦は食べないと。日本は米や、と。
日持ちしておいしくて体に良い。最後に私が食べている玄米モチを紹介して終わりとしたい。オーブンに5分突っ込んでおくだけで食べられるものだ。
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これからの時代、おいしくて体に良いものが、多くの人から求められるようになる。利益だけを見て人を見ないような企業は消えていくだろう。
良い情報も悪い情報も、瞬時にシェアされ、比較されていく。ごまかしは効かない。
やめていたことに手を伸ばすとき、それは「少しなら大丈夫」という甘い囁きかもしれない。