さよならエレジーを歌った。
私はさよならエレジーを歌った。
そして、
これからもさよならエレジーを歌うだろう。
この曲を作ったのは一体だれなのか。
さよならエレジーは、歌っている途中に興ざめしない数少ない曲だ。
というか、この曲だけかもしれない。
私が冷めずに歌える曲は。
私の歌声はこちら。https://karasta.net/movies/760107
わりと最近ダウンロードしたアプリなのだが、使い方によってはそれなりに楽しめるだろう。
私のスマホは、カメラが常に塞がっている状態なので、画面は真っ暗だ。インカメラもアウトカメラも、特殊なカスタマイズによって封じられている。
知名度ゼロだが、ハッキング対策はバッチリだ。
このアプリを見てみると、随分と良い環境で歌っている人間が多いことに気が付く。
レコーディングスタジオにあるようなマイクを使っている人間も多い。
凄い時代になったものだ。
今、この瞬間に気がついたのだが、私は日本のスラム街に住んでいるのではないか?
実はここはスラム街だったのではないか。そう思えるほどに環境の格差を感じた。
人間は環境で決まる。意志の強さなど関係ない。
全ては環境が決めるのだ。
しかしなんだろう。私はこのゴミのような環境で、もがき苦しんでいるほうが、なぜだが自分にとって良い気がしている。
そのほうが自分が鍛えられるのでは?
成長できるのでは?と思ってしまう。
これはただの嫉妬、負け惜しみなのだろうか?
いや、違う。
なんとなくだが、そういった良い環境、なんでも手に入る生活などは、人生の後半に取っておきたい。
砂漠で飲んだ水が、自宅で飲む高級な酒よりも美味いように、
なにか【その時】を待っているような感じだ。
まぁでも、
ただの負け惜しみかもしれない。
それは未来の私だけが知っている。
とかなんとか。
今回は以上になります。