○○が絶対に作れない映画。
○○が絶対に作れない映画。
ハッキリ言って、映画の90%は見る価値がないし、見ないほうがいい。時間の無駄である。
良い影響よりも、悪い影響の方が多いのだ。しかし、残りの10%の映画には人生を変える力がある。
今回はその、10%に入る映画を紹介する。
タイトルに、○○が絶対に作れない映画、とあるが、それはこうだ。
【日本とアメリカが絶対に作れない映画】である。日本にXJAPANのようなバンドは、今後100%出てこない。100%だ。それはなぜか?
ある特定のタイミングでしか、発生し得ないことがある。時代と言ってもいいが、「その時」にしか起こらないことがあるのだ。
物凄い確率で、その時、その場所で、その人にしか、できないことがある。この条件が全てそろったうえで、国や社会、世界とのタイミングが合わなければ決して生まれないものがある。
今回、私が見た映画のタイトルは、
【きっと、うまくいく】
だ。はじめに言っておこう。この映画は、完全にタイトルと、ジャケット選びに失敗している。
タイトルを見ても、ジャケット、つまり画像を見ても、全く見たいとは思わない仕上がりになっているのだ。
宣伝に失敗している。
あまり興味がわいてこないのだ。
そのうえ、約3時間の内容となっているので、全く見ることなくスルーしてしまう方もいるだろう。
よくある一言コメントというか、一言でストーリーを紹介する文も読んだが、ひどいもんだ。全くこの映画の良さを伝えていない。私が書いたほうがはるかにマシである。
なのでストーリーの紹介なんて読まなくて良い。そんなことをしている時間はない。すぐに再生して本編を見るべきだ。
あえて、私は何も言わないし、なんの情報も出さない。
見たほうが、早い。
なので内容とは関係なく、私が映画を見て思ったことを、書いていく。
まず、この【きっと、うまくいく】という映画は、日本に住んでいる人は必ず見たほうがいい。
- 夏休みの宿題なんかやらなくてもいい。
- 忙しいなら仕事を休んでもいい。
- 家事なんて1日くらいやらなくてもいい。
そんなことよりこの映画を見ろ。
私はそう言いたい。
今の日本に欠けているものが、【きっと、うまくいく】という映画には存在している。
- 毎日がつまらない。
- 刺激がない。
- 退屈だ。
- 寂しい。
- 死にたい。
こういったことを思っているのなら、今すぐにでもこの映画を見てほしい。この記事ももうすぐ終わるので問題ない。
変に潔癖な生き方をして、人生に正解を求めている日本人。キレイな人生、失敗しない人生、安定した人生……。
キレイな人生、やってて楽しいですか?
安定した人生って、すごく感動しますか?
人生に正解はない。
あなたはまだ、「先生からもらう正解」が人生に欲しいだろうか。誰かがあなたの人生を採点してくれるのを待っているのだろうか。
そうだとしたら、学生のときから何も変わってはいない。人生はテストじゃないんだ。正解も不正解も存在しない。
他人が定めた正解と、自分が定めた正解、そんなものは全部捨てて走り出せ。人は死んでもその生き様は残るのだ。
そんなことを思った良い映画であった。
今回は以上になります。