超アウトプット日記

ひたすら脳内をアウトプットしていくブログ

はじめての革ジャン。

はじめての革ジャン。


私の妄想では、私はもうすぐこの汚れきった地上から居なくなるので、その前に一度は着てみたかった革ジャンをポチッと買ってみた。



まあ、どのみち、これからは北斗の拳みたいな世界になるので、そんなときにもバッチリと決まる革ジャンを、今のうちから着こなしていくというのは正解ではないだろうか。


正直、はじめて着てみたときは失敗したかなー、と思うほどに違和感を感じた。丈は短く感じたし、肩周りも少しキツく感じた。なにより自分が慣れていないので、なんじゃこりゃあ、という感覚だったように記憶している。


サイズを間違えたかな、とか、返品しようかな、とか、コレがこんな値段かよ、とか、いろいろなことを思ったがいちいち送り返すのも面倒くさいし、どうせもうすぐ天国に行くわけだし、ま、いいかと思ってそのままにしていた。


だが、今では、そんな不満は全て消えてしまった。しばらく着ているうちに、自分の感覚は変わり、革も少しだけ馴染んできて、はじめは革ジャンで外に出るのが少し恥ずかしかったが今は逆に革ジャン以外の服だと恥ずかしいと感じるようになった。サイズ感も不思議と気にならなくなってきた。ここまで感覚が変わるとは。


自分の感覚とは一体なんなのだろうか。自分を疑いたくなるほどの変わりようだ。まあでも、好きな相手を嫌いになったりすることは普通にあるので、自分の感覚なんてきっとそんなものなんだろう。あまり重視しなくて良い。


実際に革ジャンを着て生活するまではわからなかったが、革ジャンというのは実に暖かく風を通さない。そして太陽に照らされたときのポカポカする感じがたまらなく良い。これは革ジャンでしか味わえない素晴らしい体験である。


あとは匂いだ。匂いが良い。ここで他人の革ジャンの匂いをイメージするのは間違いだと言っておく。他人の革ジャンは他人の匂いが付いているので自分好みの匂いではないだろう。少なくとも私の革ジャンは私にとって良い匂いであり、癒やし効果みたいなものがあるのだ。



というか着た感じも、癒やされるかもしれない。なんだろう。自然を感じるのか、なんなのか。革がこすれる音も良いし、ま、意外と良かったぞ、ということだ。洗濯などで日に日にダサくなっていくポリエステルのアウターなんかより、日に日に愛着が湧いてくる自分だけの革ジャンのほうが良いのかな〜、なんてこと思ったり。深夜に家でブログを書くときにも革ジャンを着ている、しょらー(仮)であった。




今回は以上になります。