体調が悪いときこそ動く。
体調が悪いときこそ動く。
やあ、しょらー(仮)だ。私は無理をしないタイプである。そして自分の気持ちを一番に考えるタイプである。行きたくないと思ったら行かないし、やりたくないと思ったらやらない。
しかし、自分の気持ちとは、実はコロコロ変わるものなのである。例えば学生の頃なんかが分かりやすい。朝は腹が痛くてひどく落ち込んでいたが、学校に行ってクラスメイトの顔を見たら、意外とイケそうな気がして、学校から帰る頃には「来てよかった」と思っていたりする。
その時の状況によって、自分の気持ちは全く違うものになる。絶対に出来ないと思っていたことが、やってみたら一発で出来た、という経験はないだろうか?
先日、とても調子の悪い朝を迎えた。あまりにも調子が悪いので、
「今日は全ての予定をキャンセルして寝ていたほうが良さそうだ。」と思った。
しかし朝のルーティンだけはやってから寝ようと、少し無理をしていつも通りの軽い運動をやってみた。はじめのうちは「ヤバいもうやめておこう」という気持ちだったが、しばらくすると調子の悪さが気にならなくなってきた。
恐る恐るやっていたのだが、気がつくといつも通りの運動を、いつもと同じ時間することに成功していた。
これが終わったら寝よう、という気持ちは既に無くなり、なんと、私はその後、普段と同じような一日を過ごすことができたのだ。
今振り返ってわかることだが、あの時すぐに寝ていたら、きっと寝るだけの一日になっていただろう。自分を責めて過ごしたかもしれない。
一歩踏み出してみる。とりあえずやってみる。やる前に考えるのではなく、やってから考える。
自分の気持ちやカラダを大切にすることは素晴らしい。しかし自分の気持ちやカラダは、ちょっとしたことですぐに変化する。
行きたくない飲み会に最悪な気分で参加したら、意外に楽しくて最後まで残ってしまった。
絶対にやりたくない、できるわけが無いと思っていたことも、やるしかない状況に置かれれば、案外できてしまう。
そんなことがあるだろう。そして終わってみれば「意外に楽しかった。もっとやりたい!」と思っていたりする。
これはなんなのだろうか。人間は放っておくと楽なことばかりしたくなる生物なのだろうか。
放っておくとなんの挑戦もしなくなるのが人間なのだろうか。動く前にいろいろと考えるものだが、動いてみないと自分の実際の気持ちはわからない。
じゃあ考える意味なんて無いよね。
最近はそんなことを思っていたりする。
今回は以上になります。