メスが群がるオトコ。
やあ、しょらーだ。
私は最近、自分でもよくわからないが、メスに異常にモテている。
私が何もしなくても勝手に寄ってくるのだ。ここのところ、毎晩カラダを求められている。
朝なんかもうぐったりだ。夜中に何度も何度も、激しく求められるからだ。
困っちゃうよな〜。まったく〜。
私のカラダがおいしいのは良くわかるが、こうもしつこく求められては、カラダがもたない。今もぼんやりしている。
どうしてだろう。どうして。
本当にやめてほしい。僕は一人でゆっくり寝たいんだ。疲れてるんだよ。
何事にも限度がある。それを考えてほしい。ボクはもう、君たちとはやっていけない。そう思った。
こんな想いをするくらいなら、
僕はもう……。
さよなら。
もう振り返らない。
前に進むんだ。
輝かしいミライが、ボクを待っているから。
シュッ。
また、きっと会えるさ。
きっと、すぐに。
そのときはためらったりしない。
ボクはすぐ、これを撃つ。